未踏作業日誌――余計なもの作るよ!

未踏の作業日誌的なものを書きましょうということで書くことにしました.余計なことばっかりしています.

ちょっとした余暇にDTMもどきを始める

ケープロも音楽アプリ作るって言ってるし,僕もなんか作りたくなってしまったので,サーベイがてらSongleで遊んでます.

ドリームクラブ 「横浜ラプソディー」 魔璃 【xbox360】 by 魔璃 - Songle

案の定というか,なんというか,産総研が作った音楽プレイヤー+シーケンサ耳コピ補助ツールがSongleです.動画の音声から自動的に音楽情報を構築して,なんかミスっちゃった部分についてはユーザに直してもらうスタイルになってます.

Songleの凄い所はその解析精度じゃないかなと.コードとメロディとビートを自動検出してそこそこ補完してくれるので,ゼロからやる場合と比べて全然楽です.

ちなみに,なぜ横浜ラプソディなのかと言うと,ドリクラの中で一番好きな曲だからです.魔璃よりるいてんてーのほうがいいと思います.

 

まあ,それはいいとして,最近Specmurt分析やCepstrum分析をちょくちょく勉強しています.

Specmurt分析とは,音声信号に含まれる音高情報を取り出すための手法で,いわゆるピアノロールは周波数スペクトルを縦軸対数のような見かたができるし,基本周波数が一番重要だから倍音を消し飛ばすことができれば有用だよね,という手法です.*1

Cepstrum分析は,スペクトルのスペクトルとも呼ばれる手法みたいです.ケプストラムの見かたが非常にわかりづらくて直感的な理解にまだ至ってはいませんが,基本周波数を見つけるのに特化した手法らしいです*2

まずは,道具を揃えるところからやろうかなと思っているのですが,なかなかメジャーな手法というのが見つからないものです.そもそも音声系の研究をやっているわけではないので,そこに情報格差があることはしょうがないとは思うのですが,ここは厄介な部分かなと.

 

なので,今はとりあえず音声系の勉強も交えながら論文を書いたりコード書いたりしています.

今週は論文の締め切りなのでそれを終わらせつつ,来週はコミケがあります.頑張るしかないです.ついでに,総務省の異能vationも応募してみようかなと思います.お金があんまりありませんし.採択されなかったらバイト君です.