未踏作業日誌――余計なもの作るよ!

未踏の作業日誌的なものを書きましょうということで書くことにしました.余計なことばっかりしています.

Danbooruの準備のためにLinux MintにOpenCVを入れる

OpenCVではド定番の顔画像認識やSHIFTやSURFなどの特徴量検出ができる。Danbooruから取得してきた画像から特徴量を検出して、それをデータベースに登録する作業的な準備を進めたいと思った。

気持ちとしては、Linuxをなんとか克服したいなぁとかも思っているので、研究室で余っているLenovoThinkPadがなぜか余っていたので、そいつにLinux Mintをインストールしてみた。

実際には、そこまでは簡単で、とりあえずMySQLを入れたりとか、OpenCVを入れたりなどの作業でコケる。この辺りはまさしく定番中の定番みたいな感じでコケる。

OpenCVはとりあえずインストールできたものの、サンプルがなかったり、ruby-opencvがインストールできなかったり、そもそもOpenCVがインストールされている場所がわからない。なのでruby extconfig.rb --with-opencv-dir=hogehogeが実行できない。

make installしたときに、どこへインストールされるのかさっぱりわからないし、locateもなんかちょっとうまくいかないしでつらい。

 

ちなみに、今のところ新しくハードディスクの購入を検討してもらってて、とにかく新しいハードディスクがないと新しい作業ができない。しかし、その購入の検討にも物凄く時間がかかるため、とりあえずデフラグでもやらせて時間を潰してる。TimeCapsuleも一応あるにはあるけれども、そもそもこれは僕のもので自宅で使うために用意してあるものだから、研究室で利用するのは論外。寄付だとかも論外。

最近はなぜか研究室に人がいる()状態なので、その時間は貴重だと思う。久しぶりに、ラボメンと遊んだのはいいものの、普段から人がいない研究室はどうなのか? 自宅の作業は犠牲になるものの、ほぼ1ヶ月ぶりぐらいで人と会話したような気がする(普段いる人や猫などの哺乳類を除いて)。

カメラレディの締切りが17日なので、そろそろ1週間切った。あと2日ぐらいは遊んだりのんびりしていたい。もちろん、TinyASIOの開発も含めて。ただ、最近はそもそも自宅にいないので進まなくてぐぬぬ

振り返ってみると、研究は楽になったどころか、ほとんど今までどおりな気がする。年度内にあと3件発表するようなペースになりつつある。遊ぶ時間が減ってはしまうものの、ネタそのものは尽きないので書けないということはない。社会人はもっと遊ぶ時間がないわけだから大変だ。なぜ社会人になると遊ぶ時間が減るんだろうか。社会人だからだろうか。トートロジーなのか。

 

TinyASIOはよく考えた結果、GPLと修正BSDのデュアルライセンスにしようと思う。クローズドソースでの商用利用のみ、修正BSDで販売することも可能なんじゃないかって思った。

ASIO SDKの欠点は、それなりに開発に慣れている人じゃないと、そもそもサンプルコードとインターフェースの区別がつかないことで、TinyASIOはその敷居をぐっと下げられると期待してる。特に、インターフェースで用いられているたぶん使わないだろうという部分を思いっきり隠蔽したので、頑張れば5行ぐらいでASIOを利用することが可能になる。ASIO SDKの学習コストが大幅に減るだろうし、初期の開発コストも減らすことができる。

問題は、Paypalの寄付は日本だとできない。かと言って、Amazonギフト券では家賃を払うことが難しい。従業員雇うほどお金があるわけでもないし、かと言って僕一人がソースコードのメンテナンスが大変だしで。どうしたものか。