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未踏作業日誌――余計なもの作るよ!

未踏の作業日誌的なものを書きましょうということで書くことにしました.余計なことばっかりしています.

自宅より研究室のほうが暖かい

暖房のスペックの差なのかと愕然とする.2週間ぶりぐらいに自宅でのんびりしているような気がした午後5時ちょうど.

自宅に帰るペースが年々というか月々遅くなっている気がしてならない.何のためにアパートを借りたのかわからないし,意外と生活費が馬鹿にならないので実家に帰ったほうがいいんじゃないかなとか思い始める.

と言うのも,このアパートは光熱費込みで毎月5万円ほどのお金がかかっている.年間にすると60万円で,この額は決して馬鹿にはできない.学費も年間60万かかるので,固定費として120万もある.

学振のDC2に採用されると月額20万円+年間150万円以内の研究費が支給される.PCなどの機材は研究費から出るので,基本的に高額かつ実験で使うようなものはここから出る.僕の研究は楽器に関することなので,研究費でES-335買いたいなー.

学振の給与から固定費を差し引くと120万円自由なお金になる.僕の生活費は,食費は1日400~1000円.天井だけ見ると月々3万円.残りが86万円.ネット代と携帯代などの通信費は毎月1万円なので残るは74万円.

だいたい1年間で74万円が自由に使っていいお金になる.これを12で割ると,1ヶ月6万円のお小遣い(ただし貯金しない)になる.

でも,実際に採用が決まるのは来年の4月なので,このようなお金が手に入る時期はしばらく来ない.しょうがないので,結局は奨学金で食っていくしかない.

奨学金もフルで借りれば20万円は普通に超える.他に,僕の大学ではいくつか奨学金を出していたりするので,それを併用すると30万円ぐらいになる.しかし,その1/3は有利子の奨学金で,1/3は無利子で免除可能な奨学金,残りがだいたい給付型の奨学金になる.

DC2は研究費も給与の一部と考えると,月々30万円ちょっと使えることになる.多いか少ないかで見ると,学費を払ってるので少ないかもしれない.

やっぱり,実家ぐらしのほうが家計のことについて考える余地がなくなるから,そのほうがいいのかもしれない.それに,一度研究室に行けば2週間から3週間はずっと泊まり込むので,正直なところ,家賃が無駄なんじゃないかと思い始めるようになっている.

もっと将来の話よりも,目先のことについて悩むことが多い.僕自身は自営業でなんとかやって行こうかなと適当な気持ちでいるけれども,引っ越すか引っ越さないかの決断は割りと重いような気がする.

あと,今は地味にお金がない.確か貯金としては9万円ぐらいしかなかったと思う.奨学金の採用が6月ぐらいで,家賃用の口座には10万ぐらいしか入っていない.1日400円もかけずに生活できることに気がついたので,それでなんとかやっていくしかないように思う.

あと2~3万円ぐらいあればたぶん生活できるとは思うものの,どうやってお金を得ればいいのか全く検討もつかない.コミケで言えば1冊500円のものをコピー誌にして100部売れば,経費込みでもトントンになると思う.大学3年の頃にコミケで実際に売ってみたけど,1部1000円の価格設定にして30部ぐらい売れた.手にとってくれた人はたくさんいたものの,値段が高いという問題があった.懐かしい.

実際の所,コミケで売る方法ぐらいしか自分の中の体験として持ってない.どのようなものを作り,どのようなクオリティを出し,どのようにして宣伝をかければ,まあ30部以上売り上げられる.

それ以上のお金を稼ぐには,当然自分の中での経験を培わなければ,品質なり納期なり宣伝なりにかける労力なりなんなり,というのはわからない.いきなりこういうことやって,バーンって成功して大金持ちなんてアメリカンドリームはあまりないように思う.

そこでどうするか考え続けるしかない.コミケ以外のマーケットで売る.クラウド・ソーシングみたいなところで案件を受けるのが近道かもしれないけれども,それだと全く経験にもなんにもならない.優しい案件を見つけて,さっさと作って出して終わり.それだけ.それだけでも,価値はあるのかもしれないけれども,コミケと比べたら簡単なのは間違いない.クラウドファンディングとかも考えてはみたものの,あのSpartaでさえ50万円ちょっとしか支給されないと考えると,とても厳しい世界のように思える.でも,研究費(実質的には生活費だけれども)として少額の寄付を集めるならば,ある程度はありなのかもしれない.調べてみると,事例はいくつかあるらしいので,試してみる価値はあるような気がする.最近の研究の進捗としては,Chroma-Vector法の欠点だった,どの周波数にどの音階が含まれているか検知するための方法を見つけた.単純なことだったので,サーベイすれば同じことを考えた人もいると思う.ただ,この方法でギターで弾かれた演奏情報を抽出するには十分な方法のように思える.あとは,音が出ているかどうかを検出するためのアルゴリズムを考えれば,ギターで弾いている内容を推定することができる.あと少し頑張れば完成する域に入ったと思うので,もう少しの間は頑張りたい.