未踏作業日誌――余計なもの作るよ!

未踏の作業日誌的なものを書きましょうということで書くことにしました.余計なことばっかりしています.

インターネットに繋がりました

当日に報告すればよかったものの,CEDECの学生交流会に行っていてすっかり忘れていたので残念.

CEDEC学生交流会の方は,やっぱりツールの進化や開発環境が豊富になるにつれて,少しずつ学生作品のクオリティが上がってるなぁと実感.テクノロジーが発展すれば発展するほど,古いことは楽になって,新しいことはより難しくなる.抽象化すごい.

 

で,CEDEC学生交流会へ行く前に,FLET'sのモデムが届いて,業者さんが光回線を通してくれた.やったねたえちゃん!

FLET's 光NEXTを契約したけれども,実測では80Mbps出てる.自宅だと800~2400kbpsぐらいが限度だったので,恐ろしく速い.それに快適.なぜ光回線を契約しなかったのか.

理論値(1Gbps)と実測値は概ね違うのでしょうがないとは思うけれども,これだけ出てれば気持ち的には満足です.

 

モデムが到着してまずやったことは,かんたんセットアップディスクMacbook Airのほうで無線LAN接続.一応,初期SSIDと初期パスワードがあったので,それを元にモデムに接続.ちなみに,Macbook AirとUSB→LAN→モデムで接続するも,ぜんぜん繋がらないのでいきなり無線LANで接続した.

次にやったことは,モデムの設定を開いて,MACアドレスを制限する.これがないとWPA2で暗号化しているとは言え,なかなか怖いものがある.しかし,すごい人はきっとMACアドレスを偽装するような気がするので,ほんのり気持ち的な対策なんだろうなと思う.最後にSSIDの隠蔽をして,とりあえずの設定を終わらせる.

モデムの設定は初めてで,色々な設定値があって難しい.もしかすると,今のモデムの設定は最適化されてないかもしれないと思った.モデムの設定の説明書は入ってなかった.どっかで配布されてないか?

 

こうしてインターネットに繋がったわけだけれども,理論値で1Gbpsという高速インターネットを実現するにあたって,縁の下の力持ちのモデムさんすごいと思う.1秒間に1Gbpsという数値をさばくわけだから,それなりに高いスペックの小人さんが入っていないと,ずんずん遅延が起きてしまう.

そう考えると,意外とハードウェアも進化してるんだなって思いますよ.まあ,このへんはネットワークエンジニアの人にとって当たり前で空気のようなものかもしれないけれども,実際にモデムを弄っていたりすると,改めてこの人たちいないと物理的なネットワーク環境構築できないかもなって思う.

いや,だってネットワーク機器の信頼性とか安定性が最悪だったら,インターネットできないよ? 無線LAN子機が800円で売ってるからじゃあそれ使いましょうってわけにもいかないんですね.かと言って,激安のLANハブ買ってきて社内ネットワーク構築しました,なんてやったら,きっと処理性能足りなくてパケットが詰まりそうだし,定期的に電源落ちそうだし,酷使したから割りと早めに壊れそうだし,色々とトラブルありそう.

そういうことを考えると,やっぱり餅は餅屋なんですね.なれるSEで社内ネットワークの構築案件とかありますけど,それなりにお高いのはその技術料とか備品とかなんですよね.5000円のハブで100人規模のネットワークは作れないだろうなぁと.そして,やっぱりにわか知識では絶対に勝てない領域なんだろうなぁと思います.

なんだかんだ言って,多少のネットワーク知識はありますけど,それってホビー向けのソフトウェア寄りの知識なわけで,実際のハードウェアの知識なんてインターネットじゃほぼ得ること難しいんじゃないかな? こういう規模でこういう配置ならシスコのこれないと困るよね,みたいな明らかに経験に裏付けられた知識ってのは,本職が長らく仕事してないと得るの難しそうだなぁ.

しかも,ぜんぜん陽の目当たらないよね.僕らはこうやってGistsだとかQiitaとか使って技術の共有を当たり前のようにしてるけれども,物理的なことはほとんど経験だし,場合によっては機器の画像とかになるだろうし,それに物理的なことだからほとんどどこかの会社内の話だから安易に共有することも難しい.

 

そういうわけで,ちょっとモデム弄ったぐらいでネットワークエンジニアの人って凄いなぁって思うわけでした.おわり.